UVERworld『此処から』の歌詞解釈、感想~2人分愛すなよの意味~

UVERworldのアルバムTHEONE収録曲の『此処から』、発売からけっこう時間経ってますが自分なりに
歌詞の解釈をしてみようと思います。

この歌詞は大切な人、言ってしまえば運命の人への想いを綴った詞になっていると思います。
この曲を聴いた時にTHE OVERを補完しているというか私のTHE OVERの歌詞解釈で書いた夢を追っていけば運命の人に会えるということが合ってたんじゃないかと思わせてくれました。
「此処から」の前の曲が「THE OVER」なので狙ってるんじゃないかな?

こちらもご参照ください
UVERworld『THE OVER』歌詞の意味、解釈、感想など

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1番の歌詞は相手の表面的なことを表している


ずっと使ってる一本のペン
通い慣れた店 同じ物を頼む
気に入ったアルバムの一曲をリピートしては繰り返し聴き
fragranceも 趣味趣向はいつも
これだと決めた物は
この手に一つ たった一つあればいい だから


1番ではサビ前に“だから”と書いてあるのでそれより前の文が相手の人を愛してる理由を説明していることが分かります。

・ずっと使ってる一本のペンのように大切にしたい存在。
・いつも行っている店のようについ会いに行きたくなるような存在。
・何回聴いても飽きない曲のように君の話を何回も聞きたい


「だから愛しているんだよ」と日常の物事に例えて“君”を愛している理由を説明しています。

君だけを愛してくと決めたんだよ
抱きしめてこのまま離したくない


離したくないと願望が表れてますが、これは離れて行ってしまうかもしれないという不安の表れでもあるでしょう。
というのも1番ではまだ“君”のことを愛している理由を物で例えていることから分かるように表面的な部分しか分かってないので本質的にいっしょであることに気付いていないから不安を感じているんだと思います。

君も僕だったなんて すぐに言ってくれても良かったのに
いつかは見つけてと心で願い あえて隠れる子供は君みたいだね


THE OVERでずっと気になっていた

“君も僕を選ぶなら もう離そうとしないよ”の部分。

君がもっと早く選んでくれたら主人公はこんなに悩まなかったんじゃない?って思ってたんですがこれがその答えですね。

2番の歌詞は相手の内面的なことを表している


そう お互いに異なる所(とこ)ばかり
過ごす時間 場所 いくつかの そう見てきたものも
捉え方も 真逆に見えたとしても
不安に思わなくても良い 違うからこそ惹かれ合って行くんだね


1番と対照的に2番は、「見てきたもの」、「捉え方」、とあるので全体的に精神的な説明だと言えます。
何かを話す時は必ず話を聞く人が必要です。
「話し手」と「聞き手」は対義語ですので真逆の意味です。どちらが欠けてもこの二つは成り立ちません。
2つで1つです。つまり真逆のものはいっしょにいなくちゃいけないということになります。

磁石がわかりやすいですね。N極とS極で反対の力は引かれ合う。
しかも見えない磁力という力で引かれ合うというのは
心が引かれ合ってるみたいですよね。
というわけで“君”と“僕”は違うところがたくさんあるから引かれ合う。
これは物理法則とも言えるのではないでしょうか。

だからもう僕は君だけを愛しているんだよ
僕ら以上に合う二人なんていないさ


1番では愛してる理由が表面的なものだけで不安定な要素でしたが
今度は内面も理解して真逆のものは引かれ合うという法則を見つけ、いっしょにいるべき存在だから愛してる。

真逆のものは引かれあい出会う


じゃあさ 異なる二人が真逆の道を選んだら
君は太陽が昇る方へ 僕は沈む夜の方へ
互いは行く先でまた 出逢ってしまうんだね


私がTHE OVERの歌詞解釈で書いた 夢を追っていけば運命の人に会えるというのは簡単に言うとこういうこと。
この世界、正確に言うと見えている世界では1つの事象が生まれたら同時に反対の事象が生まれます。
一つの想いから生まれた魂があるなら同時にその反対の魂も生まれるということ。

物理法則通りならこの魂は二つに分かれても真逆のモノは引かれあうということで必ず出会うはずですが
魂は人の体にあるので魂の思い通りには進んでくれません。
というのも人は生き物としての生命を維持させる機能が働くので心のままに生きるというのは難しいんですよね。

生きていくにはお金は欠かせません。お金で生命維持に必要なものを買わなくてはなりません。
きっと生命維持に必要なものを脳が指令を出して判断して損得で考えるようになるのでしょう。
安定した生活を送りたいと思っている人は多いと思いますがそれは生き物としての生存本能だと思います。

でも同時に危険だけど何かにチャレンジしたいとか前に進みたいという想いもあると思います。
それが魂、心の性質なんだと思います。
よく心の葛藤とか言いますが正確には脳と心の葛藤だと私は考えています。

脳が作りだした損得などに左右されない純粋な心のままの想い、つまり夢を辿っていけばもう片方の魂を持った人に会える。
夢は魂の道しるべみたいなものだと思ってます。

ちなみに魂は人間の考えや思想にも影響を与えていると思います。
他の記事で魂は光と書きました、そして脳には松果体という器官があります。
その役割は光と磁場の感知なんですが魂が光とするなら、脳は体の司令塔ですから心臓にある光を感知して
考え方に影響を与えているのではないでしょうか。

なんびとも入れない特別な世界へ
この胸の音は いったいどっちのかな?
そうさ 二人だけが許された場所に行くんだよ


歌詞から分かるように“特別な世界”とは“二人だけが許された場所”
これはその人間が本質的にどういう役割を持った生き物なのかという意味だと思います。
動物、草木、物、など全てのものはそれぞれ役割があります。
人間も同じく役割がありますが人間は他の生き物と違って時間を認識できるので
脳の指令に逆らって心のままに生きれる生き物です。
ということは人間は夢を叶える生き物でそれが役割とも言えます。

また磁石を例に挙げると磁石というのはN極とS極の相反するもの二つのものがいっしょになったものです。
その相反するもの2つが揃って始めて磁石という役割を果たせます。
人間も相反する二人が揃って始めてその人の役割を果たせる。その二人を引き寄せているのが魂。
“なんびとも入れない特別な世界”とは二人揃って始めて自分と言う名前の人間の使命を果たす場所、自分と言う名前の人間に意味を与える場所、自分と言う名前の人間が生まれてきた意味を知る場所。



ガンダムOO(ダブルオー)は二人で一つであることを表していた!?


「儚くも永久のカナシ」「クオリア」が主題歌になった作品、ガンダムOO(ダブルオー)はこの例が描かれた作品だと思います。

※ネタバレになるかもですが
主人公の刹那 F セイエイは戦争で満ちた世界を武力で解決しようとします。
ガンダムに乗り戦争が起きている所に現れ戦っている人達を殺すことによって、次にまた戦争が起きることになったらまたこういうことをするよ、という圧力をかけて戦争を抑制して戦争のない平和な世界を作ろうとします。
そして性格は自分の想いを貫き通すタイプ。

そしてヒロインのマリナ・イスマイールは刹那とは真逆とも言えるやり方で、戦いでは何も解決することは出来ないという信念で話し合いなどによって分かり合う方法で平和な世界を作ろうとします。
そして性格はこれまた真逆とも言える相手の想いを受け止めるタイプ。

やり方が全く違うために分かり合えずにすれ違いが多いながらも同じ平和を目指すものとして徐々に理解を深めていきます。
マリナは刹那の迷いを受け止める立場でもありました。

最終話では争いがなくなり刹那がマリナの元へやってきて、
「どちらも間違ってなかった、やっと分かり合えた」
とお互いを認め合うというラストなんですが作品中ではマリナはあまり活躍してないですけど
きっと刹那の想いを受け止めてくれるマリナがいなかったら平和は実現できてなかったでしょう。

これを魂で説明するなら平和を夢見る一つの想いがこの世界にやってきて、この世界の法則通りに二つに分かれ武力による平和と和解による平和という想いに分かれ、刹那とマリナに宿ったといえるでしょう。
もともと二人は一つだった。

これは同じ想いを持った二人だけが入れる世界といえるのではないでしょうか。
もっとも平和は誰もが望んでることだと思いますがただ平和な世界を待っているのではなく二人の想いを貫いて進んで行った道はなんびとも入れないと思います。
そう考えるとなんびとも入れない特別な世界とは同じ想いを持った二人だけの世界とも言えるのかもしれません。
この胸の音は~の部分は心臓の音なのか心が反応してることなのかってことだと思います。


僕が愛してくのは もう君だけなんだよ
抱きしめてこのまま離しやしない
いくら口にしても それは形では無いから


1番の“離したくない”という不安混じりの願望から“離しやしない”と迷いのない決意に変わってますが
その後に“それは形では無い”と言っているので
“離しやしない”とは体を抱きしめるといった物理的な意味ではないと言っているのがわかります。
形の無いものと言ったらその前までの歌詞からわかるように真逆の二人を繋いでいるもの。
磁石のN極と真逆のS極が見えない磁力によって二つを繋ぐように
僕の心は君の心を抱きしめて一つになって離さないんだよってことだと思います。



自分を愛せば運命の人を愛することと同じ


妙に疑い深い恋は あれは本当に 君と見た月なのかい?


恋を疑っていたので相手が本当に自分の運命の人なのか不安に思っていた。

2番の歌詞にも“そう見てきたものも 捉え方も 真逆に見えたとしても 不安に思わなくても良い”とありますが
1番では“離したくない”という不安混じりの願望があったこともあり主人公も実は最初は真逆に見えてたことに不安があったんだと思います。

その後に真逆だからこそ良いんだということに気づいて不安に思わなくて良いと言ったんだと思います。
誰だって真逆でケンカばかりしてたら自分達は合わないんじゃないか?って思うはずです。
相手が本当の運命の人じゃなく別々の存在なのかもしれないと疑いながら見た月はいっしょにいながらも二人で一つじゃないと思っていたからいっしょにいる感じがしなかったんでしょうね。

一人きりの夜も 二人分愛すなよ
もちろん僕も同じさ 離れていても隣に居ててくれ


また磁石を例に挙げると、棒状の磁石をイメージしていただくとわかりやすいのですが
N極とS極の真ん中を半分に折ると分かれた磁石はまたそれぞれN極とS極を持った磁石になってしまうんです。
これって二つに分かれても元々一つだったもののなごりが残ってることになります。
つまり分かれててもN極とS極を持っているので自分を愛すれば相手のことを愛しているという意味になります。

一人きりの時でも心は元々同じ一つだったものを分かち合った存在なのだから君の心を愛することが僕を愛することと同じことになるんだよ。
逆に二人分愛してしまったら二人は一つじゃなく別々の存在だと言ってるようなものだから命令形で
「二人分愛すなよ」って言ってるのだと思います。
そして離れていても心には君の心の半分がある。

二元論を元に「此処から」を解釈しました


今回この世界では一つのものが生まれると同時に反対のものが生まれるという二元論を元に歌詞解釈しましたが、「儚くも永久のカナシ」の詞が一番わかりやすいかもしれませんね。
歌詞もそうですがタイトルからもう二元論を思わせてくれます。
“カナシ”をカタカナで書いてるのもおもしろい。

反対のものは引かれ合うというのは二人でお互いに足りない部分を補って完璧になろうとしているのではないでしょうか。

ちなみにこの世界には二元論が成り立たないものがあります。
それは名前です。
名前には相反するものがないのです、不思議ですよね。
まさに唯一のものといえます。

生まれてきたもの、作られたものには大抵名前が付けられますが作り手が望む望まないに関係なく名前をつけたその瞬間にその名前は意味を持つようになると思ってます。
名前を持った瞬間から特別なんです。
そんな特別な名前を持った自分を選んでくれたことに意味があるし、そんな二人の出会いに意味がある。
そしてそんな二人の想いを一つにした時に本当の意味が生まれ、此処から始まるという意味ではないでしょうか。

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この記事へのコメント

Lily
2013年03月12日 20:57
お久しぶりです(^^)

またお邪魔します
また新たな解釈を拝見出来てとても嬉しいです☆
今回も興味深く拝見させていただきました!

Takuya∞が表現する歌詞の意味
本当に素晴らしいですね。。。



ご自身のために更新してるのでしょうが
いつもありがとうございます(^-^)

またの機会があるのを楽しみにしています
カワラ
2013年03月13日 18:20
REVERSIにコメントしてくれた方ですね!またブログ見て頂いてほんとうにありがとうございます^^
THE OVERの歌詞解釈を読み返してみて確かにわかりにくい表現が多かったと思う所が多かったので此処からの歌詞解釈によって少しはわかりやすくなってもらえたらいいなと思っています。

TAKUYA∞の発想力は文字通り無限大ですよね!近いうちに新曲出してほしいです^^

またブログを更新する機会がありましたらぜひ見てください。
ミヤヒロ
2013年04月23日 23:01
すいません。先ほど違うところに書き込みしてしまいました。パソコンとかWEBサイトになれてなくて、、、すいません。
俺は7年くらい前から音楽はほとんどUVERしか聞かないのですが、こうゆう歌詞について語っているサイトを本当に探しました。

UVERの歌詞が本当に好きなんです。

カワラさんの歌詞解釈を拝見させて頂き、さらにUVERが好きになれました。

もっと需要があってもいいと思うのに。
色んなUVERのクルーの方にも知っていただきたいです。

個人的にカワラさんのMONDO PEACEと、撃破の解釈を見てみたいです^^
他の曲でも構いませんので、また歌詞解釈お願いします。
非常に期待しております!

また拝見させて頂きます。
頑張ってください(*゚▽゚*)
カワラ
2013年04月25日 01:48
>ミヤヒロさん
コメントありがとうございます!
他の記事へ書いたいただいたコメントも拝見しました^^
そこまで褒めていただけるとさすがに照れますね。

私はUVERworldはCORE PRIDEから入ったのでまだ好きになってから2年くらいですが、音楽はほとんどUVERとBUMPばかり聴いてます。情熱的な音楽とTAKUYAの熱い生き方に心を打たれちゃいましたね。

撃破はまだ聴いたことないんですよ;
しかもカップリング曲みたいなので今度中古を探してみたいと思います。
あと歌詞解釈は自分の心と同調したものしか書いてないことと、
いつも解釈を書く時不安がいっぱいでうまく解釈できるかな?とか
批判されたらどうしようとか考えてしまうので約束はできませんが
リクエストされたことはとてもうれしいのでできたらやってみようかと思います。

文章だとあまり伝わらないかもしれませんがコメント頂いて本当に嬉しいです!ありがとうございました、よかったらまた見に来てください^^
2013年04月27日 05:29
お返事ありがとうございます(*゚▽゚*)
なるほど、了解です^^
無理しなくて大丈夫です、うまく解釈できたものをアップ?して頂ければ充分です!
UVERはカップリングにも名曲が多いので、ぜひオススメしますよ〜ヽ(*´∀`)ノ

気にしないのは無理かもしれませんが、批判するような人はスルーでもいいかと。
「賛否両論が丁度いい」「理解もせず押さえつけようとしてきた嫌いで許せなかったあの大人たち」「どうしても僕を認めたくない全ての人に心から感謝を捧げるよ」
批判する人も居れば、同調する人も居る。だから成り立つってTAKUYAも色んな曲の中でそう言っていると思います(´・ω・`)
ちょっと大袈裟ですかねw

モンドピースをリクしたのは、俺の解釈と合ってるかな、なんて思ったので^^;
俺も歌詞に注目して自分なりに解釈することが多いので。。。

気が向いたらで全然構わないので、無理せず今まで通りに楽しい解釈を続けて下さい。

こんな人がいただけで嬉しいので、それ以上は望みません!・・・多分w

それでは失礼します(・∀・)ノ「
ひろき
2014年08月22日 22:14
妙に疑い深い恋は あれは本当に 君と見た月なのかい
というところの解釈をずっと探していたので貴方様の意見が聞けてうれしいです!
カワラ
2014年08月23日 13:57
>ひろきさん
コメントありがとうございます^^
うまく伝わっているか心配だったのですがコメント頂けて安心しました、ありがとうございます!