UVERworld『一滴の影響』歌詞の意味を解釈 なぜ僕のせいにしてほしいのか?

61J8eN2lxlL.jpg


ウーバーワールドの一滴の影響を聴きました!
素直なメッセージと言葉選び、ゼロクワイアのように詩の美しさよりも言葉を伝えんとばかりのストレートな言葉が心に刺さりやっぱりTAKUYAさんの綴る歌詞は素晴らしいなと再認識しました。

ただ気になったことが歌詞中で頻出する“僕のせいにしな”、“僕以外を許して”である。
これはTAKUYAさんもしくはUVERworldメンバー全員を指していると思うのですが、普通に考えて何も悪くないのにウーバーのせいにできないですよね?むしろ感謝してるくらいなのにどんな意味を込めて僕のせいにしなと言っているのでしょう?
気になった疑問点の意味を解釈していこうと思います。

※検索したらそのことについてのインタビューがありましたのでご参照下さい。
【インタビュー】UVERworld 「やり場のない悲しみは俺らのせいにして全部忘れろ」 Crewの想いを受け止め、前へと進ませる名曲完成!

インタビューでTAKUYAさんが語っていたことが“ぼくのせいにして”と綴った理由ですがインタビュー見なければ歌詞の意味を理解できないことなんてありませんから一般的なリスナーに向けてどういうメッセージが込められているのかを解釈します。

スポンサーリンク



なぜ僕のせいにしてほしいのか?


“許せば進めるし 恨みは立ち止まらす
あれは僕のせいにしな それも僕のせいにしてよ”


仮に僕のせいにするならまだ恨みが残っているということになる。takuyaさん的には立ち止まってほしくないはずなのでこれは矛盾してしまいます。
最初に言ったようにそもそも悪くもない人のせいにはできません。

誰のせいでもないこと、例えば生まれや育ち、容姿、勉強が苦手とか事故にあったとかいろいろありますが絶対にこれらをTAKUYAのせいにすることはできない。TAKUYAのせいではないことはどう考えたってわかっているからです。
TAKUYAさんは絶対そのことに気付いているはずだ、それを知っていてあえて僕のせいにしなと言う、これは彼が私たちに手を差し伸べている証拠ではないだろうか?
優しさと言うか、どんなに不平等な世界でも傍にいたいと言う心を表現しているのだと思います。

“人の涙を見ても 何も感じなくなってきたのは
自分の心を殺すのが上手過ぎる 悲しいサインだよ”


と言っているように自分をダメだと思うあまりに心を塞ぎ込んでしまう、そんなダメだと思ってる自分にも手を差し伸べてくれる存在を忘れてはいけないよってことを伝えようとしているのではないでしょうか。

“生涯枯れることのない花と名付けても 生涯枯れることのない花になることはない
真面目に生きていれば いつか報われる そうやって言い切ってしまえば それは嘘になる”


名前の通りになるわけではない、例えば「健太郎」と親が名付けても必ずしも健康に生きれるわけではない。
同時にこのフレーズは絶対に変えることのない事実である「死」を意味していると思う。
いつか死ぬことを知っているから今を楽しもう、がんばって今を精一杯生きようと思える。だから真面目に生きてれば報われると言い切ってしまったら、今を精一杯がんばったりしなくなってしまい報われるということは嘘になってしまう。

私たちは自分で決めること、選ぶことができないたくさんの不平等の中、死という平等に与えられたものがあるから自分で生き方を決めることができる。



一滴の影響とはどういう意味なのか?


“バタフライ 蝶が羽ばたく 裏で起こす台風
一滴の潮騒が 彼方を闇に包む”


タイトルの「一滴の影響」ですが歌詞中には出てきませんが、代わりに“一滴の潮騒”という言葉が出てきます。
潮騒】・・・潮が満ちてくるときの、騒ぎ立つ波の音。寄せては返す波の音。

【バタフライ効果】・・・「北京でチョウが羽ばたくとニューヨークに嵐が起きる」、些細なことがのちに大きな影響を与えること。


バタフライ効果とは直接的には言っていませんが歌詞を見ると明らかにバタフライ効果を意味しているように見えます。
これは些細なことが後でどんな影響を与えるかわからない(歌詞でいうところの闇)という意味だと思います。

こうなってくるとなぜ「一滴」なのか?という疑問が湧いてきます。その答えは2番のサビにあります。

“人の涙を見ても 何も感じなくなってきたのは
自分の心を殺すのが上手過ぎる 哀しいサインだよ”


人の一滴の涙を見ても何も感じないことは自分の心を殺してしまっていること、そこまでになんでも自分のせいにしてダメだと思って足かせになってる状態なんですね。
これが一滴の影響の意味だと思います。

一滴の涙→何も感じない→心を殺している→前に進めない→後に大きな影響が出る

こんな流れだと思います、遠回しに文学的な美しさを表現しているところはさすがです(^^)

一滴の影響を聴いた感想


誰のせいでもないこと、不平等というフレーズが多々出てきますが私自身の歴史を振り返ると誰かのせいじゃなく、不平等でもなく全部が自分のせいだったと重く心に突き刺さりました。
ダラけてばかりで前に進もうとしなかったこと、いろんな人に迷惑をかけてきたこと、差し出された手を拒んだこと・・・思い返すと自分の罪を問われているようで辛い気持ちになりました。
でも一滴の影響のあるフレーズに救われた気持ちにもなりました。

“一番いけないことはさ 自分はダメだと思うこと
誰のせいでもないことを 自分のせいにしないで 立ち止まらないで”


自分のせいなのはわかっている、しかしそんな私にもTAKUYAさんが手を差し伸べてくれている気がして救われた気がしました。
どんなに自分はダメだと思っていても手を差し伸べてくれる人がいること、そんな人のやさしさにも気づけないほど心を殺してしまってはいけない。心の感じるままに怖がらないで進んでいく勇気をもらいました。
この一曲の影響が私の未来にどう関わってくるかはわかりません、でも自分を許して進んでいこうと思えました。恥ずかしいセリフ言っちゃいましたね(/ω\)



スポンサーリンク



この記事へのコメント